ひとつだけのお約束

寝る前の絵本の『読み聞かせ』
何冊がいいんだろう?

1冊がおすすめです。

だって、
より深く味わえるから。

例えばシュタイナー園では、
『たからもの袋』があります。

森や川へ出かける時、
見つけた宝物を持って帰る袋。

けっこう大きいのだけど、
約束がある。

「ひとつだけ持って帰るよ」

ひとつだからこそ、
子どもは大切にする。
「ぼくが見つけたんだ」って。

絵本だって同じ。
2冊3冊と読めば、
「もっと!」って。
量がよろこびであり、愛の形になる。

それでもいい。
でも、『ひとつだけ』
その味わいはどんな未来をくれるだろう。

『たくさん』が溢れる世の中で、
『すこし』の豊かさを贈ろう。

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