9歳を過ぎてくると、
うちの子なんか変…?
素直じゃなくなったり、
わがまま言ったり、
「はぁーい」なんて、
から返事まで。
これが…親離れ?
もう止まらない??
親は出港する船を、
岸壁で見守るしかないんだろうか。
華やかなテープを、
いつまでもいつまでも握り締めながら。
親子のつながりを取り戻すために。
言葉ではなくて、
体を向けます。
ここまで大きくなるとつい、
「〇〇した?
もう、はやく〜!」
みたいに、
言葉だけを子どもに向けがち。
だからこそ、
目と目が合うぐらいに、
体を向ける。
「〇〇できた?
そう、じゃあやろうね」
自分の体を子どもに向ければ、
言葉や声の姿も変わる。
子どもって9歳を過ぎると、
ガラッと変わるもの。
見知らぬ我が子と、
わたしのあの子を、
行ったり来たりする。
抱きしめてあげよう。
手を握り、
目と目で話そう。
だって変わることに、
いちばん戸惑ってるのは、
この子なんだから。