子どもの工作や絵。
部屋に山積み。
ずっと取っておいてあげたいけど、
家のスペースは無限じゃない。
あの青空にストックしておけたら、
この胸の中にいつまでもしまい込めたら、
どれだけいいだろう。
でも、叶わない。
なのに大切にしたい気持ちがあふれるから、
こんなやり方。
「これは」というものを、
しっかり飾ってあげる。
もちろん、
額に飾ってもいい。
それ以外のものは、
そっと見えない場所へ。
時期がきたら土へと還す。
理由は簡単。
多すぎて山積みになってる状態って、
大事にされていないから。
毎日目にするたびに、
「大事にされてないよ」って。
山積みがささやく。
まるで、子ども自身が大事にされてないみたいに。
そんなつもり、親はないのに。
大切だよってメッセージ、
ちゃんと届くように。
一つを大切に飾る。
私とこの子の「たいせつ」が、
毎日目につくように。
「僕が作ったものはたいせつ。
僕もたいせつ」
伝えたいのは、
いつもシンプルなメッセージ。