「約束だよ」
といっても…
たいていはできなかったり。
子どもは裏切る気もないし、
むしろ「うん!」って表情なのに…
約束の言葉ばかりが増えていく。
約束を守るためには、
ハードルを下げるのがコツです。
例えば、お片づけ。
「もうすぐ、夜ご飯だからお片づけしてね。
約束だよ」
と言ってご飯をつくり、
ふと振り返ると…
「さっき約束したでしょ!」
と怒るはめに…。
なぜなら、
約束のハードルが高すぎたから。
親だってわかってる。
これ、この子にはちょっと難しいよねって。
だからこそ、
まずはこんな約束にする。
「ご飯の前におもちゃを1つ片づけてね」
約束だよ」
そして…
「約束守れたね。
ママうれしいな」
って、褒めてあげる。
すると子どもは、
「あ、ぼくは約束が守れるんだ」
って自信がつく。
子どもの目が輝いたら、
「じゃあ、今度はおもちゃを2つ…」
と、少しずつハードルを上げていこう。
大事なのは、
守れるんだっていう自信。
できるんだっていう喜び。
みんなそう。
自信や喜びを踏みしめて、
大人になっていきます。