良い教育ってなんだろう。
子どもの背中に翼が生えるような、
特別な教育。
ここから巣立ったとたん、
空高く舞い上がれるような。
そんな教育って、
どんなものだろう?
誰にでもできることなら、
美しいものにふれること。
日常ってバタバタ。
誰かが旗を振ってるみたいに、
目まぐるしく過ぎていく。
でもふと気づくと、
日々には美しさがある。
「夕日がきれいだよ」って、
ベランダに並んだり。
「お魚の骨ってすごいの」って、
目をキラキラさせたり。
子どもの指先を見つめながら、
「なんて美しいんだろう」って。
日々に溶け込んだ美しさに気づくこと。
それって、
子どもの大きな力になる。
だってその感性は、
自分の美しさにも気づかせてくれるから。
自分の中にある美しさを、
自分で気づけるようにする。
私の中にある良いもの。
かけがいのなさ。
目には見えない美しさ。
よそじゃない。
いつだって、
美しさは今ここにある。