お兄ちゃんだから、
お姉ちゃんなんだから。
励ましたくて言ってるのに、
今日も兄弟姉妹の争い?
なんて言ったらいいんだろう。
上の子の成長を褒めてあげます。
だって下の子は、
こんなにも成長を見てもらってる。
立った、笑った、しゃべったって。
なのに、
上の子はどうだろう?
つい、あたりまえになってたかも。
お兄ちゃんお姉ちゃんも、
下の子の成長は嬉しいでしょう?って。
「お兄ちゃんすごいね」
「お姉ちゃん頼りになる」
もちろん、それはそれで大事。
でも、まだ満たされないものがある。
お兄ちゃんお姉ちゃんとしてではなくて、
自分を見て欲しい。
兄弟姉妹の格差って、
案外そんなところにあったりします。
だからこそ、
どんな小さなことだっていい。
上の子の成長を褒めてあげよう。
上の子と下の子、
年齢の日めくりカレンダーを少しめくってしまえば、
描かれているのは同じ子どもの姿。
お母さんお父さんに甘えたい、
小さな瞳。
「ほら、こんなに成長したんだよ」
「こんなにできるようになったんだよ」
語りかける瞳を見つめ返して、
大きくなったねって抱きしめてあげよう。
大きくても小さくても、変わらない。
そこにいるのは私の子ども。
いつだって同じ、
子どもは愛されるのを待っています。