何にでも理屈ってある。
世の中、社会、学校にだって。
大人はみんなわかってる。
でも、子どもはどうだろう。
もちろん、よくわかってない。
じゃあと説明して、
こうだからこうだよって、
理屈で教えたほうがいい?
そうとも言えなかったりします。
例えば、
何をするにも理屈ありきで教えると、
理屈が通らないことを拒否しちゃうこともある。
意味がわからなかったり、
なんでなのか明らかじゃないだけで、
心が閉じてしまったり。
大人は知ってる。
今は意味がわからなくても大事なことがある。
やってみたらわかることがある。
成長してああそうかって気がつくことがある。
「今はこうするよ」
「お母さんが決めるよ」
そんなふうに、
大人が言ってあげていい。
むしろ大人は大事なことをわかってるって、
子どもは安心できたりする。
もちろん、 理由を説明するのは大事。
でも子どもが小学生ぐらいまでは、
大人が積極的に導いてあげる。
新しいものを取り入れ、
知らないものを認め、
わからないものを面白いと感じる。
そんな大事な力、
大人の導きで育っていきます。