日常にリボンを巻いて

子どもはかわいい。
でも、いつも一緒には遊んであげられない。
大人にもやることがいっぱいある。

「遊んで〜!」と言ってきた時、
どうしたらいいだろう?

なかなか一人で遊べないなら、
一人遊びに熱中しにくいのなら、
日常にリボンを巻いて渡す。

普段はしまってあるおもちゃ。
粘土とかブロックとか。
ちょっと特別なもの。

「お母さんがお仕事してる時だけだよ」って、
そっと手渡してあげる。
「あとで見せてね」って。

お母さんがお仕事(家事)してる時だけ使える、
特別なもの。
そんなものが出てくると、
子どもは一人で遊ぶことが楽しみになる。

「遊んであげられなくてごめんね」って、
お母さんも罪悪感を感じなくていい。
遊びにメリハリもできていい。

子どもにはリボンを巻いた日常を、
自分には時間をプレゼントする。

それでもダメな時は、
子どもはもっと自分を見て欲しかったりする。
だったらちょっとでもいい、
時間をつくって一緒に遊ぼう。

「遊んで〜!」
「いいよ」って。
たっぷり満たされると、
案外子どもは一人で遊べたりする。

それも忙しさをやりくりする、
ちょっとしたコツです。

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