子育てするぞ。
腕まくりすると、
なぜかうまくいかない。
子どもに向き合うほどに、
問題やトラブルがぶくぶく泡を吐く。
気がつくと、
むしろ親子関係で悩んでいたり。
そんな時は、
こんなふうに考えてみよう。
例えば、
魚を水槽で飼おうとする。
ところが、やってみるとわかる。
魚は好き勝手食べ散らかすし、
掃除をしなければ、
すぐに水の環境が悪くなる。
そこで、「ああそうか」って気づく。
魚を育てることは水を育てることなんだ。
魚が安心して成長するためには、
水という環境が大事なんだ。
魚を育てることは水を育てること。
子どもを育てることは、
親が笑顔でいる環境を整えること。
子どもにとっていちばんの環境は、
お母さんお父さんの笑顔だから。
子どもを育てるために、
笑顔の自分という環境を整える。
「わたし」が笑顔でいるための工夫や時間。
例えば、
しっかり栄養をとる。
できるだけ睡眠をとる。
そして、自分の時間も確保する。
自分の時間なんて、ものすごい贅沢。
それは子育てしてると痛感する事実。
でも自分の時間を守ることで、
笑顔の比率を上げることができる。
すると、子どもを取り囲む環境は良くなる。
水は澄み呼吸は楽になり、
子どもは自分で自分を育てていける。