子どもは親にほめられたい。
ほめられたら、
「もっともっと」って。
親も子どもをほめたい。
「もっともっと」って、
この子をピカピカにしたい。
子どもをほめる時、
私たちきっと自分自身もほめている。
ここまで育ってくれた、
ここまで育てられた。
ほめることって、
自分への贈り物でもある。
その贈り物の中身、
ちょっとだけのぞいてみる。
私たちあんがい、
いつも決まったものを贈りがち。
上手。できた。
よく知ってる。
かしこい。
もちろん、これはこれでいい。
でもほかにもほめる言葉はあるはず。
ポイントは、
子どものやってることに興味を持つ。
「この絵の赤はキラキラしてるね」
「ここを青くしたのは面白いな」
こんなほめ方もある。
興味を持ってるからこそのほめ方。
そこには広がりがある。
感覚が開かれていく手ごたえがある。
「すごいって言って」
「上手ってほめて」
子どもはそう言いがち。
でもほめ方を工夫すると、
もうそんなこと言わなくてもいい。
広がりがあるから、
いろいろな素晴らしさがあるから。
自分がやっていることそのもの、
そこに興味を持ってもらってるから。
ほめることで、
子どものやっていることに興味が増す。
興味が深まるから、
ほめ方はもっと豊かになれる。