想像力は人間の魔法、
人生を変える力がある。
例えば、
見たことないものを生み出す。
誰も知らないものを思いつく。
それって、想像の力。
テストで点数が取れる。
受験で合格する。
もちろん、それはそれで素晴らしい。
でも、ないものを生み出すこと。
誰も知らないことを思いつくこと。
それって勉強だけじゃ育たない力。
だからこそ、
想像力を育てることは魔法になる。
例えば、絵本を読んであげた後。
パタンと本を閉じて、
「このあと、どうなったと思う?」って。
そんなふうに聞いてみる。
子どもと一緒に想像してみる。
シュタイナー教育では、素話でお話を語ります。
素話とは、絵などを使わずに先生が暗記した物語を語ること。
まるでおばあちゃんが囲炉裏のそばでしてくれたように、
子どもの表情を見て物語を語る。
絵や動画を見せないので、
子どもは自分の想像力をめいっぱい使える。
それは子どもと先生が一緒に想像する楽しい時間。
素話は家庭ではちょっと難しいかもしれませんが、
桃太郎や浦島太郎。
他にもお母さんお父さんが大好きなお話とか、
うろ覚えでもいいので語ってみる。
親が思っている以上に子どもは喜びます。
学校にもできないこと。
勉強だけじゃ届かない場所。
親だからこそ手が届く。
想像力って、特別なことではない。
今ここにあるものから、
想像力のドアが開く。
現実はいつだって、
まだ知らない未来につながっている。
今ここが、
誰も気がついていない豊かさの出発点になる。