美しいものを美しいと言う

子育てしていると、なんだか自分が遠くなる。
マシーンではないけれど、
「あれ、自分ってどんな人だっけ?」

その原因は感情だったりもする。
ガマンしたり、
抑えたり、
あえて感じないようにしたり。

そうじゃないとやってこれなかった。
子育てって、ヘビーだから。

もちろん、感情爆発させちゃったら自分もつらい。
というか、自分がつらい。
大切なのは、
こまやかに自分の感情を感じること。

爆発するのは、抑えてるから。
感じないように布をかけてた。
あるのにないんだって、自分にうそをついてる。

「わたし」の感情はここにある。
それを認める。
そりゃ大変だよーって、自分で自分をなぐさめる。
よくやってるねってほめてあげる。

それって子どもには自然にできていることなのに、
自分には禁止してた大事なこと。

例えば、感情日記をつけてみる。
毎日たった一言でいいから、
自分の感情を文字にする。
手帳に書いてみたり、
スマホのメモに書いてみたり、
やり方は何でもいい。

自分が感じている感情を言葉にする。
文字に表してみる。
それだけで、「わたし」の感情に気がつけるようになる。
大切にできるようになれる。

感じないようにしてた感情を箱から取り出して、
日の光に透かしてみる。
爆発させるんではなくて、
ああ愛しいなぁって。

「わたし」の感情を認めると、
もっと自然にお母さんお父さんをやれる。
子どもとの記憶が、大切な思い出になっていく。

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