叱ることとほめることは同じ。
まるで違う…?
でも子供を叱るとき、本当はほめている。
あなたはできるよ。
あなたを信じているよ。
ちゃんと見ているよ。
存在を肯定する気持ちが、
親が子供を叱る時あふれでている。
怒られてる時の言葉は、
紙に包んで捨ててしまいたくなる。
だけど叱ってもらってる言葉は、
そっと引き出しにしまって10年後みてみたくなる。
私だけが知っている宝物だから。
怒るのは感情、
自分の中の気持ちを吐き出すような。
どれだけ積み重ねても、
子供の中でしっくりこない。
当然、自分の中でも。
叱っている時、
親は子供の未来を見ている。
そこには子供を信じる明るい気持ちがある。
目の前にいる子供を柔らかく肯定している。
もちろん私たちは、
愛について語ることはできない。
でもひょっとすると、
子供を叱ってあげてるとき。
それは愛にすごく近い気持ちなのかもしれない。
子供の目を見て、
一息ついて、
まっすぐに叱ってあげる。