テスト、試験、進級。
気にすることないって思うけど、
お腹のあたりがキュっとなる。
結果は結果。
だけど、なんて言ったらいい?
どんなふうに向き合ったらいいだろう。
一喜一憂しない。
プロセスに目をやる。
わかってる。
でも、気にしないのって難しい。
だって、親の中にもテストがある。
子どもだけじゃないんだ。
まるで、「わたし」の子育てを試されているよう。
他人と比べることに、
私たち慣れすぎているのかも。
比べるのは他人とじゃない。
昨日の私より成長できたか。
今日、どのくらい前に進めたか。
それって、私にしかわからない進歩。
勲章もなければ、昇給もない。
見えないゴールテープだけが張られてる。
他人と比べるのじゃなく、
自分の成長を楽しむ。
外からの目だけで、私を評価しない。
シュタイナー教育では、こんなふうにとらえる。
戦いは他者との間にはない、
世界と私の間にあるのは調和だけ。
戦いとは、私の中の自己教育。
「昨日よりできるようになった?」
子どもが「うん」ってうなずいたら、
それが最高なんだよって。
そんな言葉。
そんな行動。
一つひとつの積み重ねが、
子どもと「わたし」を大きく育てます。