新しい習いごととか。
声かけが難しい。
タイミングもそうだけど、
そもそもこの子は消極的で…
どうやったら、
積極的になれるだろう?
これからではなくて、
これまでに注目させます。
だって消極的な子って、
春を待つ球根みたい。
まだ早いよって目を伏せてる。
だからこそ、
これまでできたことに注目させてあげよう。
「歯みがきできるようになったね。
お箸使うの上手だね。
しっかり靴を履けるようになったなぁ。
朝起きるの得意だね。
ご飯おいしそうに食べるね」
どんなささいな事でもいい。
付箋に書いて、
壁や冷蔵庫に貼りつける。
子どもの目にいっぱいの花畑のよう。
球根を突っついても芽は出ない。
感じさせてあげる。
春はここにあって、
こんなにも自分や人を喜ばせてきたって。
自信はもうここにあるんだ。
見えてないだけ。
親は知ってる。
子育ての先を見ても不安ばかり。
けれど、ここまでやってきたんだって。
昨日の自分が、
今日の背中を押してくれます。