イヤイヤ期の次にくる「自分でやる!」を大切に——子どもの主体性を育てる関わり方

子どもが歩いて行く小道の写真

イヤイヤ期が終わったら、今度は「自分でやりたい!」

イヤイヤ期が落ち着いたら、次にやってくるのが「自分でやりたい!」という時期。子どもはどんどん新しいことに挑戦し、自分でできることを増やしたがります。

例えば——

  • 卵をコンコンと割ってみたい
  • 自分で服を着たい
  • 車のドアを自分で開けたい

これは、子どもの「成長の証」。でも、忙しいとつい「お母さんがやるね」と手を出してしまいがちですよね。

しかし、この時期に子どもの「やりたい!」を尊重すると、脳の発達が促され、主体性や手先の感覚がしっかり育ちます。

では、どうすれば親の負担を減らしながら、子どもの意欲を大切にできるのでしょうか?


子どもの脳神経は3歳から8歳で急成長!

この「自分でやる!」時期が大切な理由は、子どもの脳が急速に発達する時期と重なるからです。

大人の脳神経の数を100%とすると、3歳から8歳の間に約60%〜70%が形成されると言われています。

この時期にさまざまな生活体験をすることで、

  • 手先の感覚
  • 考える力
  • やり遂げる力(自己肯定感)

などが育っていきます。

「自分でやりたい!」を叶えてあげることで、子どもの能力がどんどん伸びていくのです。


「何でもさせる」は大変!親子のバランスをとる方法

とはいえ、何でも子どもにやらせると時間も手間もかかって大変ですよね。

そんな時は、「子どもがやること」と「親がやること」を分けるのがポイント。

例えば——

  • 服は親が選ぶ → 子どもが着る
  • 車のドアは子どもが開ける → 親が閉める
  • 卵を茹でるのは親 → 殻をむくのは子ども

こうやって役割を決めることで、子どもも「自分の仕事」としてやりたがります。

「全部やらせるのは大変」という悩みも解決しつつ、子どもが主体的に関われる環境をつくれるんです。


まとめ イヤイヤ期の次の「やりたい!」を大切に

イヤイヤ期を抜けた後の「自分でやる!」という気持ちは、子どもにとってとても大切な成長の一歩。

「時間がない」「面倒だから」と大人が代わりにやってしまうと、せっかくの成長のチャンスを奪ってしまうことも。

✔ やりたい気持ちを尊重する 
✔ 親子でバランスよく役割を分ける 
✔ 日常生活の中で成長をサポートする

この3つを意識しながら、子どもが主体的に取り組める環境をつくってあげましょう。

今日の小さな「やりたい!」が、未来の自信につながりますよ。

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