子どもの繰り返し質問に隠された、本当の気持ちとは?

繰り返し質問する子どもに優しく応える母親のイラスト

子どもが何度も同じ質問を繰り返してくること、ありますよね?
「お兄ちゃんはどこ?」
「公園にいるよ」
などと何度も答えるうちに、ついイライラしてしまうことも…。

でも、実はその質問、ただ答えを求めているだけじゃないかもしれません。

子どもは、頭の中で描いているイメージをママやパパと共有したいとき、うまく表現できずに同じ質問を繰り返すことがあります。

「お兄ちゃんどこ?」と何度も聞くのは、「お兄ちゃんのことを一緒に考えたいんだよ!」という心の声だったりするんです。

そんなとき、「公園にいるよ」ではなく、「お兄ちゃんのこと考えてたの?」と一歩踏み込んで答えてあげると、子どもは「そう!公園で遊んでるんだよ」と、自分のイメージを表現しやすくなります。

そして、ママやパパがその世界に入ってくれることで、安心感を得るんです。

次に同じ質問を繰り返されたとき、一歩踏み込んで、子どもの気持ちに寄り添ってみてください。
あなたが共感してくれることで、子どもはもっと安心して、心の中を開くことができますよ。

「どうして何度も聞いてくるんだろう?」とイライラする前に、試してみてくださいね。
ちょっとした違いで、子どもの心にぐっと近づけるかもしれません。

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