子供語を忘れてしまった大人たちへ

子供とうまくいかない。
ぶつかる。
どうしてこんなにくたびれるのだろう。

そんな時は、
子供の力を使って子育てをする。
ようは「他力」です。

こうさせたいとか。
どうしてそうするの?とか。
親の「我」で突き進んでも、
子供と対立してうまくいかない。
喧嘩になっちゃう。

子供にはできるようになりたいとか、
知りたいとか、
役に立ちたいとか、
前向きな気持ちが必ずあります。

その気持ちをうまく使って、子供を育てる。
日々の暮らしを回す。
子供の興味を引き出しながら、子供が動けるようにする。

例えば、
子供が自分のベッドや寝室に興味を持っていたら…
「スペシャルなベッドを作ろうよ。
ぬいぐるみとか枕元に置いちゃう?
それとも、天井から天蓋吊るしてみる?」
などと言ってみる。
子供が乗ってきたら、
じゃあ部屋を大掃除してベッドを作ろうと、
なかなかできなかった片付けや整理整頓を始める。

片付けなさいとか、
まだお片付けしてないのとか、
そう言うと対決になっちゃう。
けれどこんなふうに声かけをすると、
子供の興味を引き出しながら、
子供が自分で動けるようにできる。

それって、語学みたい。
子供ならみんな知ってる子供語。
子供同士なら分かり合える、
気持ちがワクワクする言葉。

いつの間にか、
大人はその言葉を忘れてしまった。
どこかに落っことしてきてしまった。

だからってわけじゃないけれど、
まずは子供と一緒に遊ぶ。(大変だけど💦)
カタコトでもいい。
子供の心が染み込んだ子供語を思い出す。

子供語が話せるようになると、
ダンスを踊るようにクルクル子育てできる。
まるで、自分も子供に戻ったみたいに。

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