レッスン内容

この教室では国語・算数・理科・社会といった主要教科を取り上げ、公立学校の学習内容ともすり合わせながら授業を作ります。そして、シュタイナー教育ならではの視点で子どもの力を育てていきます。

例えば、算数では数の質を学びます。
数の質とは、「1・2・3…」といった数字が持っている個性のようなものです。
シュタイナー学校ではこんなふうに教えます。

「1」は世界にたったひとつのもの。すべてが生まれてくる原点。
→ お日様 地球 私という存在 などなど

「2」は対になっているもの。2つあることでバランスを保っているもの。
→ 昼と夜 人間の手足 などなど

こんなふうに数字が持っている個性をイメージして、それを絵にすることで数字に対する感情を豊かにします。数字と友だちになるような感覚でしょうか。

この学びは、その後の計算や九九をする時にも良い効果がでてきます。イメージを通して数字と親しんでいるので、友だちと遊ぶような感覚で計算にも取り組めると思います。

公立学校では習わない「数の質」ですが、これをやっておくことは子どもにとって大きな財産になるかもしれません。数字と友だちになれる年齢は小さい時だけですし、「あたま」だけではなく「こころ」を伴った体験は大きくなってからもその人の中で形を変えて生きつづけます。

他の教科でも、「あたま」だけではなく「からだ」や「こころ」で体験できるようにカリキュラムが作られています。「からだ」や「こころ」を通して得たものはしっかりと自分のものになります。数字だけではなく、文字や動物や歴史が自分にとってどういうものであるのか。その子と一緒に成長していくような学びを作れたらと思います。

いつもの学校だけが学校じゃない。競争や点数や勝ち負けじゃない勉強もある。そう感じてもらえたらうれしいです。