足し算を覚える前にやっておくこと。

シュタイナー学校でいちばん最初にする算数、「数の質」✨

シュタイナー教育では、足し算などの計算の前に「数の質」というものを学びます。
「1」という数がどんな数なのか、「2」や「3」はといったように、数というものが持つ本質を学んでいきます。

大人にとっては当たり前な数字も、子どもにとっては抽象的な記号。
足し算などの計算法を学ぶ前に、「1」や「5」といった数がどんなものなのかを味わっておくことで、数に対して親しみが湧きます。
数字と友達になるような感覚でしょうか。

では、実際に数の質をどのように学んでいくのでしょうか。
先生によってもやり方は違うのですが、まずお話(物語)を子どもたちは聴くことが多いです。
ファンタジーあふれる物語の中に「1」や「2」や「3」といったそれぞれの数の質が登場してきます。

僕がレッスンの中でするお話だと、魔女が出てきてなぞなぞを出します。
そのなぞなぞが「数字の1とはいったい何か」といった不思議な問いになっています。
物語の中では、女の子が妖精の助けを借りながらなぞなぞに答えたりするのですが、子どもたちは数とは何なのかと考えたことがなかなかないので「1ってなんだろう??」と真剣に考えてくれます。

そうやって心を通して数の本質を学んでいくことで、子どもたちにとって数というものが自分と関係のある親しいものになっていきます。

公立学校ではなかなかできない内容ですが、シュタイナー教室ではしっかりと取り組んでいきます。