季節を感じるとっておきの「お話」

季節が移り変わる時、一番早く変わるのは光。
日が短くなったりします😌
次に早いのは風で、最後が人々の着る服でしょうか😄

子どもに季節の移り変わりを届ける時、光や風や衣服の変化を捉えられるようにすると五感で季節を感じられます。
「秋だね〜」 だけでも良いのですけどね😄

今日の1年生クラス「お話」は、日本の昔話『風小僧と子ども達』
今の時期にぴったりなお話で、風が変わる瞬間が印象的です。

秋のある日に、南風の小僧が 子どもたちを梨や柿がたっぷり実っている場所に連れて行きます。
大喜びで食べる子どもたち😋

ところが、風小僧が用事があると先に帰ってしまい…子どもたちは仕方なく一軒の家を訪ねます。
そこは風小僧の家で、おばあさんが北風小僧を起こして子どもたちを家に帰すように言います。

まだ眠そうな北風小僧が、冷たい北風に乗せて子どもたちを元いた場所に送り届ける。
ピューと北風が吹いて、心配していた大人たちの前に子どもたちが現れます。

風が変わることで、何かが決定的に変わっている。
言葉にならない豊かな季節感が、このお話の中にはたっぷり詰まっています。

こんなふうに、シュタイナー教育では季節感を大事にしています。
「お話」も季節に合わせて選びますし、季節に合った文字を学んだりとカリキュラムもそっと季節に寄り添います。

シュタイナー学校の先生の中には、「あいうえお」といった母音のひらがなは冬にやる ことを大事にしている方もいらっしゃいます。
理由は、母音には感情が深く含まれているから。
内面に向き合う冬に、母音を通して自分の感情にも深くつながる。
子どもたちに直接説明する事はありませんが、 様々な工夫がシュタイナー教育の中にはちりばめられています。

秋の日に「風」の文字。
窓の下、空がのぞける場所。
流れていく雲を見ながら、『風小僧と子ども達』を読んでみるのも素敵ですね🌈

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