声を変えると、育つものも変わる

シュタイナー教室の見学に来てくださった方に、時々こんなことを言われます。

「先生、穏やかな声ですね〜」

「…ありがとうございます」と、小声でお礼を言うのですが(恥)、実は声もシュタイナーの教員養成で鍛えられてたりします😆

具体的に何をするのかは秘密(笑)ですが、声のトーンも子どもの学年に合わせて変えています。
声も、子どもの成長に影響を与える大事な要素の一つだからです。

例えば、低学年だったらふわっとした夢の中にいるようなトーンの声。
実際、「立ちましょう」とか「輪になりましょう」とかといった指示も、メロディーにのせて歌うようにふわっとした声で言ったりします。
理由は、小さな子どもは自分で判断するよりも大人のしていることを真似して動く方が自然に学べるからです。
ドライな調子の声で知的に活動させるよりも、ふわっとしたトーンの声で子どもを自然に導くようにします。

でも、学年が上がってくると声の調子も語り方も変えます。
例えば、子どもが4年生ぐらいになってくると、むしろ知的に活動できるようにしていきます。
「立ちましょう」とか「輪になりましょう」などといった指示も低学年とは違い、特にメロディーなどをつけずにはっきりと短く言ったりします。
そのほうが、中学年以上の子どもにとっては発達してきた知的な面を伸ばすことができます。

声も、黒板の文字やプリントなどと同じぐらい大切な教育環境の一つです。
むしろ、子どもの内面に働きかけることができる数少ない方法かもしれません。

今、目の前にいる子どもにぴったり寄り添える声。
流れる水のように自然で、心に響く声。
こっそり練習しています😊

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