内面を大切にしたいから、内面を大切にできる授業をする。

「子供たち、素でしたねー😌」
授業参観を終えた保護者の方が、「先生」と声をかけてくださいました。
「みんなそれぞれ、先生の語る物語や黒板の絵にコメントしたり、お互いの絵にも自然に言葉を交わしたりしていましたね✨」

確かに、シュタイナー教育のレッスンでは子供たちは素でいられることが多いかもしれません。
自然体というか、その子らしさがふんわり出てる感じ。
理由があるとすると、 子供の内面が出てきやすいようにシュタイナー教育の授業が作られているから。

シュタイナー教育は「できる」とか「知ってる」とか「人よりうまい」とか、 そういったことよりも一人ひとりの内面を大切にします。
内面を大切にしたいから、内面を大切にできるカリキュラムや授業方法を100年かけて磨いてきた✨

例えば、あらゆる学習内容を「自分と関係がある」ものとして捉えられるようにする。
これも、一人ひとりの内面を大切にしたいからこそ守られてきたことです。
画一的にただ覚えるのではなく自分と関係があると感じられるからこそ、そこには「わたし」がいます。

文字を学ぶにしても、すでにあるものとして文字を頭の中に叩き込むのではない。
物語の場面を自分の心の中で想像し、それを絵にして、そこから文字を見つけ出していく。
自分の力で想像しているからこそ、文字が「自分と関係がある」ものになります。

あるいは、自分の手や腕の骨の比率を図り、そこから黄金律を導き出す。
デザインや建築の世界では常識的に使われる黄金律、それが自分の体の中にもあるという発見。
それを知るだけでも、様々なデザイン物や建築が「自分と関係がある」ものになります。

人が人としてこの世界で生きること。
誰でもない、自分自身になること。
そんな大切なことをしっかりと見つめ、向き合ってきた。

子供の内面から出てきたものを受けとめてふんわり包み、祝福の言葉を添えてその子の胸の中に返してあげたい。
レッスンをしていると、いつもそう思います。

一人ひとりはみんな違う。
そんな当たり前のことが当たり前に大切にされるのが、シュタイナー教育だったりします🌈

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