今を生きた、そのあとで。

目には見えないけれど、みんな知ってる。
手で触れられないけれど、服をまとうようにその中で生きている。
時間は当たり前のように生活の中にありますが、子供に時間の感覚を教えるのは難しい。

もちろん、教えなくて良いという考え方もあります。
子供は子供らしく、今この時を生きるのだ!と。

でも、知りたがるのが子供。
「あと、じゅっぷん?」
と、よくわかってもいないのに聞いてきたりする。
うちの子も「おとーさん、あと何回寝たら次の誕生日? 3回??」
と、誕生日のお祝いの後で聞いてきたりします(笑)

2年生ぐらいの子供ならまだしも、5歳ぐらいの子にどうやって時間を学んでもらおうか?
体の感覚から始めるとうまくいったりします。

子供「電車いつ来るの?」
親「歯磨きをするぐらいの時間で来るよ」

子供「 早く出かけたいー😆」
親「今支度してるからね。タオルで体を拭いて服を着るぐらいの時間だけ待ってね」

こんなふうに、子供の体感から時間の感覚をつけさせてあげると無理がありません。
わかりやすいだけではなく、子供にとってはちょっとした遊びにもなります。
そして、時間というものが自分に関係があるものだと感じ取ることができます。

例えば、時計を見せる時もちょっと工夫をします。
小さい子供は時計の数字を読むことはできても、時間の感覚を読み取るのは難しい。

そこで、時計の長針と短針を髭に置き換えたりします。
実際に紙を貼り付けられると良いのですが…お髭がこの場所にあるときにはおやつだよとか、この場所に来たらねんねするよとか。

そんなふうに、絵を見るように時間を見せてあげます。
すると子供は時間がわかったと満たされるし、あまり難しい抽象的な 勉強をさせなくてすみます。

小さい子供にとって時間は抽象的な概念というよりは、お父さんお母さんとよく一緒にいる仲の良い人。
そんなふうに感じているのかもしれません。

世界のありとあらゆるものは私と関係がある。
お母さんもお父さんも時間も、私を包み込んで守ってくれている。
みんなが大切にしている「時間」。
追われるのではなく、自分を守ってくれる小さな約束だと捉える。

深まる季節の中で木々が時間を色彩に変えて抱くように、子供のところにも豊かな感情として時間が降り積もっていきますように。

close

最新のブログ記事をお送りします。
登録解除も簡単です。