キログラムの向こうにある想いを学ぶ

2-3年生クラスでの算数、キログラムとは何か?
キログラムって、いろいろなところで使われていて大人はみんな知っている。
はかりにも書いてあるし、自分の体重もキログラム。

でも、キログラムって何なんだろう?
いつから使われているのだろう。
誰が作ったのだろう。

大人でも答えられない、でも心がワクワクする問い。
「キログラム」という言葉の向こう側を探る、豊かな算数の世界です。

実際、この重さのレッスンではグラムやキログラムというものが生まれてきた起源をたどります。
たくさんの人が頭を悩ませ、知恵を絞り、その中から世界共通の重さの単位が作られました。

しかも、グラムやキログラムの元になっている重りはいつも同じではありませんでした。
絶対に重さが変わらない重りを作ったはずなのに、科学が進歩するにつれ、実は重さが変わってしまっていることがわかる。
するとそのたびに、なんとかしようとさらに精度の高い重りを作る。
けれど、またほんの少し重さが変わってしまうことがわかって…と、単位の歴史は人類の科学の進歩の歴史でもあります。

そして、重さの単位がどれだけ人類にとって大事なものかを知ることにもつながります。
当たり前にあるグラムやキログラムですが、人類がどれだけ苦労してその単位を作り上げてきたのか。そして守っているのか。
そのことがわかると、グラムやキログラムといった単位さえなんだかいとおしくなります。

写真は3年生の男の子のノート。
キログラムの元になっている重りを「大事なものだから」と、きれいなガラスの蓋でそ〜と守ってあげています。